単色5mテープLEDの延長・分岐

今回は、単色の5mテープLEDを延長・分岐させて点灯してみます。
5mテープLEDをたくさん接続するための基本的な考え方は
別途「増幅器について」で詳しく説明していますので、
先にそちらをご覧いただくとよりわかりやすいと思います。
また、5mテープLEDでなく短い1mテープをご使用であれば
より簡単な「単色テープLEDの接続」の方をご参照ください。
基本的な使い方
延長・分岐する
その他の応用
5mテープLEDをたくさん接続するための基本的な考え方は
別途「増幅器について」で詳しく説明していますので、
先にそちらをご覧いただくとよりわかりやすいと思います。
また、5mテープLEDでなく短い1mテープをご使用であれば
より簡単な「単色テープLEDの接続」の方をご参照ください。
基本的な使い方

#{ 定番の5050クリアドームテープLEDを使用します }
9840-01=1
#{ 5m使用時の適合電源として5AのACアダプターを使用します }
6215-01=1
#{ 定格5A以上でDCコネクター付きの手軽なコントローラーを選びました }
9402-01=1
以上の3つをそのまま使えば5mまでなら簡単に点灯できます。DCコネクターをつなぐだけなので、とくに難しいところもありません。

ミニRF点滅調光コントローラー [9402] です。
単色のテープLEDを5m点灯させることができます。

電源、コントローラー、テープLEDを接続します。
あとは主電源を入れるだけですぐに使用できます。
その他のコントローラーを使ったときも接続方法はほぼ同じですが、
5m以上点灯できる調光器にはDCコネクターが付いてないこともあるので
その場合は端子台にDCプラグ・DCジャックを接続する必要があります。
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延長・分岐する

延長するにしても分岐するにしても、おおまかなやり方としては
追加するテープLEDの手前に増幅器と電源を入れる
という形で共通していますので、割とおぼえやすいと思います。

単色テープLEDには点滅調光用増幅器 [8154] を使用します。
INPUT(入力)にDCジャックが2本ついています。

ひとつ前のテープLEDと電源をINPUTに接続します。
OUTPUT(出力)には次のテープLEDを接続します。
増幅器の接続手順はこれだけですが、写真だとわかりにくいかもしれません。
とくに、入力のDCジャックが2つあるところが不安かと思いますので
上の写真に注釈を付記したものを下図に示します。

間違えることのないようにできています。
さきほど配線した5mテープLEDの終端に、この形で5m追加すると下のようになります。
延長したテープLEDの終端も同じように延長していけばどんどん全長を伸ばせます。

分岐については、延長と比べて少し配線が複雑になります。
さきほどまではコントローラーとテープLEDを直結していましたが、
分岐ケーブルを使用して各々の出力に増幅器とテープLEDを接続します。
配線の量が増えても、ひとつひとつの出力のつなぎ方は
さきほどの延長のやりかたと全く同じです。

その他の応用
5mテープLEDを1本だけ使用するケースでも、
状況によっては増幅器が役に立つことがあります。
たとえば、手元に設置した調光器から天井の照明を調光したい場合など
長尺DCケーブルを使用してテープLEDまでの配線が長くなってくると、
電線の内部抵抗によってLEDの電圧が低下してしまうため
直接つないだときよりもやや輝きが落ちる場合があります。

このように、配線の都合による光量の低下が気になる場面にも
増幅器を使用して電源を補強することができます。
1本目のテープLEDが長尺ケーブルに変わった以外は、普通の延長と同じです。
この場合はコントローラー用の電源に負荷はほとんどかからないため、
1A~1.5A程度の小さなACアダプタで充分でしょう。
状況によっては増幅器が役に立つことがあります。
たとえば、手元に設置した調光器から天井の照明を調光したい場合など
長尺DCケーブルを使用してテープLEDまでの配線が長くなってくると、
電線の内部抵抗によってLEDの電圧が低下してしまうため
直接つないだときよりもやや輝きが落ちる場合があります。

このように、配線の都合による光量の低下が気になる場面にも
増幅器を使用して電源を補強することができます。

この場合はコントローラー用の電源に負荷はほとんどかからないため、
1A~1.5A程度の小さなACアダプタで充分でしょう。
単色テープLEDを延長・分岐する方法は以上となります。
RGBテープや調色、マルチカラーなどと比べると
単色テープはかなり手軽に扱うことができますので、
LED照明にて明るさや長さが求められる場面があれば
まず単色で検討してみるのもよいかもしれません。
RGBテープや調色、マルチカラーなどと比べると
単色テープはかなり手軽に扱うことができますので、
LED照明にて明るさや長さが求められる場面があれば
まず単色で検討してみるのもよいかもしれません。
今回の主な使用パーツ
#{ コントローラーは1個だけ使います }
9402-01=1
#{ テープLEDの本数だけ適合電源を用意します }
9840-01=3
6215-01=3
#{ 延長するなら最初の1本はコントローラーが担当しますが、
分岐するならテープLEDの本数だけ増幅器が必要です }
8154-01=3
6233-01=1
#{ 分岐する場合はコントローラー用の電源が追加で必要です }
6207-01=1